Israel & Jordan Day7 over the border

2019/09/21

朝5時に目を覚まし、チェックアウトを済ませる。外に出て半信半疑で昨日約束したタクシーが来るのを待ってみる。まだ日の昇っていない街は薄暗く、人通りはほとんどない。それでもタクシーは既に営業を開始しているようで、途中何台もタクシーが前に止まり、乗ってけとアピールをしてくる。昨日ホテルに来る時に、タクシーの中で明日バスに乗ってエルサレムに行く話をしたところ、朝迎えに行くから乗ってくれと言われていたので律儀に断って彼を待っていた。こういう口約束は気分で変わるんだろう。多分来ないんだろうな、朝眠いし、大した距離じゃないしなと思う。

約束の時間を5分程過ぎたところでもう来ないと判断し、次に来たタクシーに乗ってバスオフィスへと向かった。こういう国で5分遅刻なんてオンスケみたいなもんなんだろうけど待つのが嫌いだし待ったところで別にメリットないししかたない。

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来る時と同じく数分で到着したバスオフィスにはたくさんの旅人達が集合していた。バスは自分と同じくエルサレムに向かう者とペトラへ向かう者とで別れる。バスも当然のようにオンスケで出発することはなく、数十分遅れで国境へ向かって動きだした。

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国境までは特に問題もなくスムーズに進み、入国も全く問題なし。世界一厳しいと言われる国の陸路での入国ということで警戒していたが、スムーズに入ることができた。一度荷物チェックの時におまえはこっちだと言われ、別のレーンにならばされた時はちょっと緊張したがそれ以上のことはなかった。

イスラエル側に到着したがここからエルサレムまでの移動方法がわからない。タクシーはあるみたいだがどう考えても高額になるのは目に見えているのでバスを探したいがそれっぽいものは見つからない。近くにいる同じバスで国境を渡って来た日本人グループも迷っているようだ。外にあった、クレジットカードで買える自動販売機で買ったコーラを飲みながら、彼らの動向を見守って、後をついていこうとしたが中々動かない。

待ってても進まないかなと思い近くにいた職員っぽい人にエルサレムまでのバスはあるか聞いたところ、あっちだと教えてくれた。最初から聞いておけばよかった。

バス乗り場に向かう時に近くにいた日本人グループにも教えてあげようと思い声をかけた。彼らはUber的な配車アプリで車を呼ぼうとしているようだが上手くいっていないみたいだった。

バスの存在を教えると一緒にいくということだったのでバス乗り場へ一緒に向かう。バス乗り場は入国の出口から100mほど離れた別の出入り口の前にあった。これはなかなか気づかない。バス停のある出入り口は出国時に使った入り口だ。エルサレムからヨルダンに向かう人々を国境まで運んだ後、そのままその場所からエルサレムに向かうということだ。

この手のバスは人が集まらないと出発しないが、日本人グループのおかげで席はすぐに埋まり出発した。彼らは男女2:2の4人組で、大学の友達で今年就職したばかりだという。会社はバラバラだけど無理やり休みを合わせてきたらしい。何それめちゃくちゃ羨ましい。女の子かわいいし。そんな青春なかったよ。

バスは行きと同じく1時間程度でエルサレムの旧市街へ到着した。たった2日しか経っていないのに、懐かしい気持ちに浸りながら旧市街を通って新市街にあるホテルへと向かった。そういえば同じ街に戻ってきて滞在することってなかったかも。懐かしさよりも帰って来たという感覚だったのかもしれない。

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