Israel & Jordan Day5 go to wadi musa

2019/09/19

今日こそはヨルダンへ行かなくては。

前日の夜に再度ヨルダンへの抜け方を調べた結果、ヨルダンへは3つ4つ有名な国境があり、キングフセイン橋を通る最もメジャーな方法で抜けることにした。

1日ロスしてるので今日こそは止まらずに一気に進んでしまいたい。ネット環境がないので前日の夜に行き方を入念に調べて画面メモしておく。一点気になったのはイスラエルからヨルダンへ抜けるにはヨルダンビザが必要という話。そしてそのビザは事前に日本で取っておく必要があるということ。でももうこれはもうどうしよもないよなぁ。まぁ行ってだめなら戻ればいいか。別の国境もあるし。

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朝起きたのは7時。窓から街を見下ろすと今日も快晴だ。このホテル景色だけは本当にいい。そういえばフロントないのにチェックアウトはどうすればいいんだろう。とりあえず準備をして管理人的なおばちゃんを起こすとなんの確認もせずにOKって。まぁいいならいいか。

まずは旧市街付近のゴールデンホテルの中庭へ向かい、そこから出てるバンに乗り国境を目指す。ホテルもまぁまぁ汚かったけど、中庭のバスの事務所?事務所というか広いスペースに長机があるだけなんだけど、そこもまぁまぁ汚かった。バスはよくある席が埋まったら出発するタイプの乗り合いバス。人が集まるまでは待つしかない。幸い同じく国境超えを目指す旅人がすぐに集まり8時半頃には出発となった。国境までは1時間程度でついてしまう。

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実は陸路の国境越えって初めてでちょっとドキドキしてたんだけど、噂通りの高額な出国税を払って簡単に出国。ちなみに出国税日本円で5、6000円。高すぎ。出国後は別のバスに乗り換えてヨルダン側の国境で入国手続きをして無事入国。なんのトラブルもなく、ネットに書いてあったビザも不要だった。

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国境を出て、アンマンに向かうバスを探したがどこにあるのかがわからないので近くの人に聞いてみたがないと言われる。タクシーは高確率でぼったくられるから使いたくなかったけど、近くでタクシーの交渉をしていた韓国人の男の子とシェアしてアンマンに向かうことにした。

元々はアンマンで1泊してからヨルダンの目的地であるペトラへ向かおうと思っていたが、1日ロスしていることを思い出し、そのままペトラの街ワディムサへ向かうことにし、バスステーションまで送ってもらうことにした。

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ワディムサへの行き方は多分3つ。ツーリストバスとローカルバスとタクシー。タクシーは料金的に問題外で、多くの旅行者はツーリストバスでペトラへ向かうのだが、バスは早朝出発、夜帰着の日帰りが可能な1往復のみ。昼過ぎにアンマンについた者にとっては残りのローカルバス1択だった。ちなみにローカルバスが一番安い。

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バス停につき、その辺の人に「ワディムサ!」と伝えるとバスを教えてくれた。バスというかこれもバン。そしてこれも席が埋まるまで出発しないタイプ。幸い最後の方に乗ったので30分ほどの待ち時間で出発することができた。料金は7シェケル(約250円)だったかな。席は残っていた助手席。日差しをもろに受けるのでめちゃくちゃ暑い。ちなみにこのバン当然のようにエアコンはない。

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そしてローカルバスの名にふさわしくローカルの人しか乗っていないバスの中で、後ろの席に偶然にも日本人の1人旅の女の子が。多分日本人どころか旅行者も他にはいなかった気がする。今回本当毎日違う女の子と一緒にいて浮気とか悪いことしてる気分になるな。ちなみにこんなこと中々ないからね。20か国以上行ってて日本人の女の子と偶然あって一緒に行動したのなんてこれが初めて。

アンマンを出発して30分後にはエジプトで見たような砂漠地帯に変わっていた。砂漠と言っても砂丘ではなくただ乾いた大地みたいな土地。砂漠って言わないのかな。バスの中の女性はみな頭と顔を隠したイスラムスタイル。後ろの日本人はストールで目以外を隠し、サングラスという完全防備で異質な感じになっている。そしてエアコンがないのもあるがとにかく暑い。エルサレムから少し横に移動しただけなのになんでこんなに違うんだろう。ヨルダンは暑さの質もバスの窓ガラス越しに見えるちょっとくすんだ街並みも、人も想像した中東そのままだ。

途中トイレ休憩を挟む。朝から何も食べてなかったので、売店の冷蔵庫に入っていたキットカットを食べながら休憩をとる。他の国でもこういう何もない砂漠地帯にあるパーキングみたいなところ行ったことあるけどトイレは本当に汚い。5秒いたくない。息したくない。もう外でした方が全然衛生的で開放的。なのに有料だったりするからね。

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休憩所からさらに2時間程走ると山間に村のようなものが見えてきた。中東っぽい茶色の世界。間もなくワディムサのバスターミナルへ到着した。

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ワディムサは大きく分けてペトラ付近と山の上の街の2つに分かれていて、バックパッカーが泊まるようなゲストハウスの多くは山の上にあり、山の下にあるペトラ付近には中級から高級ホテルが集まっている。

元々今日ここまで来る予定はなかったのでホテルは取っていないし街についてはほぼ何も調べていない。後ろの席にいた日本人のHちゃんはペトラの方にホテルを取っているというのでそのまま一緒にペトラの方へ向かった。

それにしても暑い。遥か北にあるアンマンでさえ暑いのだから南下したここは暑くて当然だ。歩いて10分ほどで彼女が取っていたホテルに到着した。そこが結構綺麗だったのでそのままそこを取ろうと思ったら満室と言われてしまう。wifiを借りてそのホテルから100mくらいのところにあるキャンドルホテルというホテルを予約した。今思うとストーカーみたいだね。

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この日は週に2回やっているナイトペトラの開催日だったので、一緒に行く約束をして夜まで一旦解散した。

ホテルは丘の上に建った眺めの良いホテルで、ロビー前のテラスから見える夕日がきれいだった。その夕日が山に落ちていくまで眺めていようと思っていたタイミングでロビーの人に声をかけられ、それが終わるころには夕日は消えていた。これ結構後悔してる。

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部屋に入り、荷物を置き、水を買ってシャワーを浴びて夜までひと眠り。夜ペトラは次回。

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