Phuket Day2 プーケットは夜が長い

2020/01/01

目が覚めて携帯を見ると既に10時を過ぎていた。カーテンを開けてみると遮光フィルムを貼ったガラスからでもわかる快晴の空が広がっていた。

シャワーを浴びて、友達に先に出かけるとLINEをし、早速外に出てみると思い描いていた通りの夏が待っていた。
やっぱり来てよかったな。冬の夏は2倍いい。

外に出てみたもののどこに行っていいかわからなかったので、とりあえず昨日のバングラ通りに行ってみた。
到着したバングラ通りは昨夜の姿とは違い、人が少なく道路には車が走り、道の脇には露店が並んでいた。昼間はなんの特徴もない普通の通りだな。
夜に盛り上がっていたお店のほとんどはクローズしているようだ。
歩きながら降りかかる強い陽ざしにサングラスを忘れたことに気が付いた。適当なものを買おうと露店で値段を聞いてみるとバンコクより明らかに高い。感覚的に倍ぐらいする。リゾート地だから高いんだろうか。何店舗か周り、一番安い店を見つけ、そこから必死に値切って200バーツで手に入れた。こうやって偽物のブランドサングラスがどんどん増えていく。

特に立ち止まるような場所もなかったのでそのままバングラ通りを抜けて海に出た。日本の海と比べたら圧倒的に綺麗なんだけど、なんとなくリゾート感が薄いというか熱海感がある。熱海行ったことないけど。
でも冬にこんな夏を感じれるだけ満足しないといけない。それにプーケットは夜だ。

しばらく海でぼーっとしていると友達から連絡が来た。やっと起きたらしい。
合流して適当なお店でお昼ご飯を食べる。昨日は思いっきりアメリカンなものを食べてしまったのでこの日は当然タイ料理。大好きな空心菜とタイ料理の王様トムヤムクン、そしてサービスでもらったマンゴーライス。タイ料理はそもそもおいしい上にあまり外れない気がする。まずいタイ料理って記憶にないくらい。

今回も一年前の写真を見返しながら記憶を呼び起こして書いてるんだけど、昼間の写真がマジで全然ない。何してたんだろう。海の写真が数枚とお土産候補の写真が数枚。次の写真は夜のバングラ通りになっている。本当に夜目的だったんだな。最近全然海外に行けなくて暇だったのでプーケット編書き始めたけど、書けることがあるのか不安になってきた。そういえば書けることないから今回は書くのやめようと思って書かなかったことを今思い出した。生々しいのはここには書かないようにしてるんだけど少しハードルを下げないといけなくなりそうだ。

実質初日の夜、人出は昨日と変わらずバングラ通りは人で溢れていた。ここは時期とか関係なくずっとこんな感じなんだろうな。
昨日目星を付けていた所から攻めていく。初めに向かったのはソイ シードラゴン。コの字型になった通りで、コの字の真ん中にバービアが集まり、その周りを囲むようにゴーゴーバーが連なっている夢のような場所だ。ちなみにソイは通りって意味らしいよ。とりあえずタイが初めての友達のためにバービアやゴーゴーバーを何件連れて中身を説明していく。一通り教えたら後は別行動でも全然いいなと思ってたので。

ゴーゴーバーは正直バンコクの方がレベルが高いかなという印象。リゾート地だし客層も全然違うんだろう。バンコクのソイカウボーイやナナプラザは日本だっけ?って思うくらい日本人のおじさんが大量にいるけどプーケットはどちらかというと欧米のお客さんが多い。なので欧米の人好みの女の子が多いのかもしれない。

何件かゴーゴーバーをはしごした後で一軒のバービアに腰を落ち着けた。座るとゲイの男の人とセクシーな女の子がすぐに来てくれた。運よく女の子といい感じに遊ぶことができたが友達はゲイにがっつり絡まれていた。彼らしいなと思った。
このままどうにかなればいいのにって思ってたけど流石にそこまではいかなかった。
しばらくバービアを堪能した後、またフラフラと通りを歩きながらバービアに入ったり、お店を外から偵察したり、海に行って休憩するという時間を過ごした。そして彼が慣れてきたタイミングで一度解散した。

深夜1時過ぎ、この時間ってお腹すくんだよね。そういえばホテルからこの通りに来る間にいい感じの屋台があったなと思い、一旦通りを離れて屋台へと向かった。こういうところのご飯っておいしいんだよ。結局この屋台は今回の滞在中3回も来てしまった。

深夜2時前、バングラ通りに戻ってきてはみたもののこれからどうしようかなという感じだった。一通りお店も回ったし面白いことも起こらないし、今日は帰ってもいいかなと思っていた。観光業の人しかいないし欧米人が多いし、クレイジーな街っぽいけど意外と常識的で何も起こらない場所なのかもしれない。そんなことを思いながらゆっくりと通りを歩きながら辺りを見回していると数メートル横に離れた位置にいた2人組の女の子の1人と目が合った。しかも2人ともかわいい。

目が合った瞬間微笑みかけてくる。あっ、多分来るな。と思ったら案の定こちらに向かって歩いてきた。

「何してるのー?」

「ホテル戻ろうかなって思ってたところ」

「一緒にクラブ行こうよ!」

このパターンはつまりおごってってことなんだけど、プーケットのクラブは入場無料。中のドリンク代出すくらい全然いいかなと思ってその申し出に乗っかってみることにした。


案の定お酒たかられたので気持ちよくお支払いしました。キャバクラでも普通に女の子にお酒飲ませるし大人になったなぁ(違う)
結局クラブには1時間半くらい。外に出て歩きながら話してみたらシードラゴンのバービアで働いているみたい。お店の場所を聞いて、明日行く約束をする。最後は彼女たちが住んでるアパートの近くまでいってこの日は終わり。こうやって知り合いが増えていくといいな。ホテルに戻ったのは朝の5時近かった。明日も予定はない。きっと明日も夜なんだろうな。これから毎日こんな日が続くんだろうか。そして友達とは結局あのまま会わなかったけど無事だったろうか。

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